お屋敷2
まだ昨日のHさん宅の興奮が覚めやらないでいる。建屋が囲む中庭は10畳ほどだろうか富士山の噴火岩を据え、松を植えてある。高い部分から水が落ちるようにしてあり砂地にしみこんでゆく、それを四方の廊下から全て見られるようにしてある。廊下は手漉きガラス戸で微妙に歪んでいる。これが今となっては情緒がある。当たり前の事だが45年ほど前は毎日この家の周りを通学していた。そしてまったく見えない部分にこのようなものがあった事を思うと運良くお邪魔させていただいた幸福を感じるのである。

▲時折2歳の孫が入って遊ぶと言うが私にすれば「文化財の中で遊ばせないで」と叫びたい
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