父ちゃんのトンネル

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今年の7月から2ヶ月近く、富弘美術館と諏訪市の原田泰治美術館との交流展で私たち富弘美術館を囲む会も諏訪市の原田さんの美術館を訪れた。その際ショップで買った何枚かのポスターと本、その後の忙しさにまぎれてこの絵本を開かないままになっていた。太田市の娘家族が来て、孫たちが私の本棚をかき回し、そのほのぼのとした絵柄で絵本と推察したらしく私に読んでと出してきた。4歳児に声色を使い、読んでやったが進むうちに切なくなってしまった。終戦当時貧しかった原田さんのお父さんが高台に数年をかけて田んぼを作るためにトンネルを掘って水を出す物語だが、絵本と言っても原田さんが子供のときの実話である。今でも足の不自由な原田さんが事あるごとに乗り越えられるのは父ちゃんのトンネルのお陰だと後書きにある。
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▲4歳児に読み聞かせするには当時の情景理解が少し難しいかな

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