一緒にみかんを
今日はみかんをひとつポケットに入れていった。母の髪をカットするのは2ヶ月ぶりか、随分伸びていた。ケアマンションの面会ホールに母の車椅子を運びカットした。カットのたびに思うのは母の姿勢がどんどん崩れ小さくなってゆくことだ。何度かの骨折で十分なリハビリも出来ず前傾のまま固まりつつある。体を引き起こしながらの作業になる。それでも母はきれいになるのが判ると見え、じっと耐えてくれた。40分ほどで終わり、ポケットからみかんを出し久々に母と一緒に食べた。ひとふさを差し出すと手を出さず口を出してきた。ひとふさを半分に噛み切って母の口に入れた。
▲果物好きな母だが今はそのままの果物では租借できない。
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