十五夜に想う
私にとって本当は一番好きな季節、特に十五夜。金木犀の香り、虫の声、ススキの飾りに月見団子。私の育った実家はこのような行事の習慣が少なかったように感じる。それは経済的な事もあったろうが母一人で持ちこたえる所帯では余裕が無かったのだろう。結婚しての十五夜は義母が毎年盛大な飾り付けをしていた。近くの線路脇のススキを採ってきて野の花を挿し、平和に感謝した。そんな事をしてくれた親たちも、皆いなくなってしまった寂しい今年の十五夜
▲数日来の雨が上がり、雲間に風情のある満月が仏間から見えた
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